棄却の面白さ。本作はそこに尽きるだろう。目的はあっても目標を棄却する。監禁はしても狭義の肉欲は棄却する。そもそも生命を棄却する。まっさらなキャンバスの縁にだけ偏執的に犠牲者を描いたような作品だった。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
優しいようで誰も幸せになれない。そんな虚無感が全身を包みました。別の世界なら二人はどんな人生を歩んでいったのか気になる作品でした。
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