雨が呼ぶ死の涙

子供の遺棄屍体が降らす雨を頼りに捜査をする六係。
その研修生、由利つかさ。
雨鎮師である彼女は、呼雨に導かれ桜の咲く池に辿り着く……。

非常に書きなれた文章で、語彙も豊富、心情描写も卓越しておられると感じました。
雨鎮師の立場、辛さ、孤独感……いろいろな状況が把握できて捜査の困難さが伝わってきます。
未来型ミステリーとして、ミステリー好きには大変楽しめる作品です。

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