言の葉―ポエム―
野森ちえこ
あした
曇りのない空は
時に眩しすぎて
うつむくこともある
雲の切れ間から差し込む
優しい光にも気づかず
闇に向かうこともある
そんな時
ほんのちょっと勇気を出して
空を見上げてみる
それだけで
何かが変わることがある
今日と同じ日は二度と来ない
毎日新しい日
毎日最初で最後の日
楽しかった昨日も
苦しい今日も
「みんなおんなじ空の下」
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