はじまりの時
終わりを知っている二人
始まりが悲しかったね
別つ時を感じながら
二人手をつないだね
君と僕の人生
ひとつになることはない
それを知っていても
あの時
僕には君が
君には僕が
必要だった
たくさん笑いあって
たくさん傷つけあって
たくさん泣いて
たくさん助けてくれたね
だけど
いくつかの季節を過ぎ
その時はやってきたね
ずっと前から知っていたはずの
突然の時
「君と僕の人生がひとつになることはない」
それは僕が決めたこと
それは君が選んだこと
でも僕らはまだ知らなかった
それが二人の
本当の始まりになるなんて
終わりの見えない
始まりがあるなんて
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