異世界ファンタジーでありながら、SF作品のような骨太な設定がある

魔法という概念がない世界で魔力を発見するという事は一見、雲を掴むような行為。
緻密な設定や世界観が中途半端な物だと、このような作品は破綻してしまうケースが良く見受けられるが本作の作者様はその点は全く問題ない。
むしろ、小説だと嫌われる説明文が面白く、もっとボリューム感があっても良いと思った。
序盤は世界観やキャラクターの説明。
中盤あたりから物語が始まる。
テンプレートなストーリーではない小説に巡り合えたのだ。
せめて、20話くらいまで読んでみてはいかがだろうか。