歯車は動き出す。唸りを上げて。その先の『未来』を作り出すために

魔王とは、神によって作り出された『装置』のひとつ。

人間の共通の敵として、『滅ぼされる』結末があらかじめ定められた存在である。
そうやって人類を繁栄させ、結束を高めるよう作られた。
至高の存在により、作られ続けた。

そして生まれ出たのが、現在の魔王アデル。

古びた居城に侍女のミリアと共に住んでいたのだが、世界の調和を取り戻すため、動き出す。
様々な仲間と出会うため。そして、自分の運命に従うために。

本作は現在も更新中で、現在はアデルが様々な仲間と出会っている所だ。

見所のひとつとして、『戦う女性』の描写が巧い。
凜々しい将校、忠実な女騎士、愛らしい侍女だってそりゃあもう、戦いますとも。

古代竜と戦う第13話からの戦闘描写は圧巻。
是非、ご覧あれ。

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