私はいったい何を読んでいるのか。
登場人物やストーリーを楽しみながらも、そんな疑問が噴射される乳汁の如くビュビュッと湧いてくる不乳議な物語です。
まず本文をざっと見ただけですぐ分かる、「乳」という文字の多さ。
ありとあらゆる言葉や表現がおっぱい関連のワードに置き換わっています。
しかし決して卑猥ではありません。そういう生命体が存在する惑星の物語なのです。
だから我々は未乳《みち》の文明に触れる感覚で、この作品を味わう必要があります。
やはり特筆すべきは、ストーリー中の乳遣いでしょう。
メインはバスティ王子の乳渡りの話ですが、彼乳らが出会うπ自然の生き物や少数乳族の奇乳な文化などが躍乳感溢れる描写で紹πされており、とても興味深いです。
このように突乳子もない設定ながら、綴られる物語は安定の王道展π。
甘ったれのバスティ王子が少しずつ成長していく様は胸熱ですし、四天乳との絆には思わず目から上の乳が零れるほどです。
この惑星の文明についての研乳がまとめられたコラムも、充実の揉みごたえです。
世π観の作り込みが半端ない。
しかしふと冷静になって思うのは、やはり私は何を読んでいるのだろうということと、作者さまはある種の天才なのだろうなということです。
真剣にバカバカしいお話が好きな方におすすめです!
本作を読み終わったあとの感想の第一声は『凄い作品を見た!』です。読み進めて行くうちに徐々に頭の中の脳内文字変換ソフトが自動的にあらゆる文字が『乳』におきかわっていくことに気づくでしょう。
この素晴らしきπ世界を旅するまえにその世界の道先案内のために簡単にワンポイントレッスンをさせていただきます!
【ワンポイントπ語:入門編】
π 陸 :まるで乳のように広大な陸地
乳意 :目上の人に対し肯定の意思表示
真乳? :それは本当か?
ぱい :肯定を意味する言葉
乳房雲 :入道雲と類似した雲と思われるが詳細不明
まずは読み進めてください!H・P・ラヴクラフトの作品を超える令和最大の奇書を体験できることでしょう!
※えっちな話ではありまでん。完結まで読みましたが、全年齢向けなので安心して読み進めください( ・`ω・´)
言わばワイド乳リーン・バロック!ただのバカSFと侮ってはいけません。
確かな語彙に支えられた筆力、作り込まれた設定、微に細に徹底した乳もじり(こう書くと;)によって、大胆且つシュールに描き出される乳世界。
それは如何様な絵面を想像して読むべきか、困惑の迷宮へと誘うことしきり。
恐らくは読む者の脳内を謎の光 or 湯気で埋め尽くすことでしょう。
おっぱいの魅惑とミルクに溢れる愛と感動の大河ファンタジー、それが「巨乳惑星」。
未だ征く乳は途上、あなたも一緒に世界の乳淵を覗く旅に出掛けましょう。
我が名はおっぱい星人、我々は大勢であるが故に。
とは言え、今の季節は加湿器がある部屋でお読みになられた方が良いかと。
笑い過ぎて喉を痛めても責任が持てませんので……
何よりも乳を愛す世界で生きている民たち。
その一国を治める王の息子が主人公。
三度の飯より乳をこよなく愛す姿は可愛らしい。
多くの人々の乳を貪り生活していたそんな王子にも伝統の旅に出なければならない。
王子は無事に旅を終え、乳王である乳上の巨乳にありつける事ができるのか?
最初は、ギャグストーリーかと思って読んでいましたが、この作者は凄い。
ストーリーの中で乳が出てくるのは、もちろんですが、ちょっとした言葉や行動にも全て乳を絡めており、読んでいて圧巻でした。これは、かなり高いスキルがないと作れない話だと思います!
騙されたと思って、是非みんなに読んでもらいたい!
私は、だんだんと「乳」という単語に気品を感じるようになってきました!
とにかく、この世界観に触れて欲しいです!
是非、ご覧ください!
まず、読み進める内に乳のモジリが貴方の脳内を支配します。
『乳意!』
『ぱい!』
この惑星ではこの挨拶が当たり前です。
もはやフォーマルな引用の仕方と錯覚してしまう程、後半は違和感なく読めてしまうのが末恐ろしい。もし錯覚していたら、貴方はもうオッパイ星人の仲間入りでしょう\(´ω` )/
作品自体もオッパイ愛に満ち溢れた作品となっています。
乳に対する細かい描写に対する作者様の熱量がハンパではない。王子が卑猥なオッサンのように乳を評価する場面にいつも笑ってしまいます。
そして、作者様が巧みなのはただエロい物語ではなく、壮大な物語として成立させている点にあります。
幼き王子の可愛いキャラ、登場人物が女性、そして、なぜ乳に魅了されるのかを設定と世界観として、エロさを緩和している技巧は圧巻でした。
(世界観は各章終わりにあるコラムの参考文献を読めば分かります!)
第一章は成乳の儀編。第二章以降は乳渡りの旅で東の国カルボを目指す話です。
つまり、壮絶な冒険とドラマが待っているのです。
謎の用語はここでは説明しません。是非物語に入り込んで笑ってください。
笑いなくしてこの物語は読めない!
皆様、是非読んでみてください(^^♪