【乳】という概念がゲシュタルト崩πする、前代未聞のおっぱい冒険譚

私はいったい何を読んでいるのか。
登場人物やストーリーを楽しみながらも、そんな疑問が噴射される乳汁の如くビュビュッと湧いてくる不乳議な物語です。

まず本文をざっと見ただけですぐ分かる、「乳」という文字の多さ。
ありとあらゆる言葉や表現がおっぱい関連のワードに置き換わっています。
しかし決して卑猥ではありません。そういう生命体が存在する惑星の物語なのです。
だから我々は未乳《みち》の文明に触れる感覚で、この作品を味わう必要があります。

やはり特筆すべきは、ストーリー中の乳遣いでしょう。
メインはバスティ王子の乳渡りの話ですが、彼乳らが出会うπ自然の生き物や少数乳族の奇乳な文化などが躍乳感溢れる描写で紹πされており、とても興味深いです。

このように突乳子もない設定ながら、綴られる物語は安定の王道展π。
甘ったれのバスティ王子が少しずつ成長していく様は胸熱ですし、四天乳との絆には思わず目から上の乳が零れるほどです。

この惑星の文明についての研乳がまとめられたコラムも、充実の揉みごたえです。
世π観の作り込みが半端ない。

しかしふと冷静になって思うのは、やはり私は何を読んでいるのだろうということと、作者さまはある種の天才なのだろうなということです。
真剣にバカバカしいお話が好きな方におすすめです!

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