そうそう、こういうのが良いんだよこういうのが。

何年か前から、ファンタジー系の小説や能力バトル物は敬遠するようになっていました。
これも何かの縁だと思いながら、すいません、能力バトル物だろうこの作品を開く時にそれほど期待はしていなかったんですが、考えを改めます。

何でもかんでも主人公が最強で片付けるワンパターンではない。
紙媒体で昔から読書してる人間が「待てやコラァ」となるような引っかかる文章でもなく、むしろ読みやすい。
能力バトル物には必要な、適度な中二っぽさ(褒めてますごめんなさい)。

そうそう、これだよこれ!!
俺が昔好きで某文庫を読み漁ったのはこういうのが好きだからなんだよ!!

展開も決して奇をてらっているわけではない。むしろ王道とはこういうことだと思います。無闇矢鱈と死んで異世界行けばいいってもんじゃないんだよ。

久々に懐かしいワクワクを思い出しました。応援してます。

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