それは見え透いた、彼女の嘘だった。

人は多かれ少なかれ、不安を抱えて生きている生き物。その「不安」を解消してくれる相手というのは、その人にとってやっぱり素敵な存在になるのでしょうね。
さて、この物語のヒロインはある不安を抱えながらも、嘘をついてまで前に進もうとしています。そして、主人公はその「嘘」に気がついている。
あぁ、もうこれだけで王道の青春劇。
王道には王道たる所以があるんです。
ぜひ、ご一読を。

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