グングンと読者を牽引する迫力がある。迫力と言うか、テンポかな。勢いかもしれない。勧善懲悪とは距離があるけど、それに類する爽快感を味わえる。不思議な作品だ。
1作目である”時のロープ(旧題)”という小説の骨格であるタイムパラドックスの矛盾を解消する理屈は仕事の関係で思いつきました(時間移動の仕事はしていません)。 …
コオロギという意外性に富んだキャラクターが面白いと感じました。そのコオロギに主人公のキョウコが振り回されながら、彼に対する思いが変化していく過程に引き込まれました。希望に満ちたラストがとても素敵…続きを読む
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