二人で紡ぐ一つの命の物語。

もぉぉぉぉぉう、切ない!

――と叫んでしまいたくなるほど、良い意味で精神的にくるお話でした。
幼い頃から「生」を共にしてきた二人が敵対し、命を賭してぶつかり合う。
これだけでも辛いのに、本作では読者の胸を更に締め付ける仕掛けが……。

あとはご自分の目で確かめて下さい。
読み終えたときの溜め息は、きっと二人の想いが届いたからなのでしょう。

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