ブルーテガルシュピーゲル　BlutegelSpiegel

　そのために、私は、生きたい――多関節型機械化義肢ユニット〈擁刃肢〉を操り、特甲児童たちと壮絶な戦いを繰り広げた中国軍暗殺部隊の首魁＝蛭雪。
　白皙白髪を魔物と蔑まれ／四肢を機械に挿げ替えられ／殺しを生業としてもなお、彼女は生きようとした――それは幼少より彼女につきまとった、死の影に端を発している。
〈シュピーゲル・シリーズ〉作中で強大な敵として立ちはだかった蛭雪の過去を描く。

※この作品には「オイレンシュピーゲル肆」「テスタメントシュピーゲル1-3」の内容が描かれています。未読の方は読後にご覧頂ければ幸いです。
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作者がC93,C94にて同人誌（小冊子）として頒布してきたものと同名・同一作品です。
冲方塾応募にあたり、加筆・修正を行っています。
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