読み進めることで様々な感情が生じ、心を揺さぶられました。怒り、哀しみ、憧れ、そして希望。いち読者としてではなく、アルと、ウィリアムと共に人生を走り切ったような錯覚。こんな体験はなかなか出来ないことです。本作に出会えたことに感謝です。本作をこのまま埋もれさせてはならない。切にそう思っています。海外で出版されたらバズりそうなんですが、どなたかそういう知人などおりませんかね?
男が世界に愛された敵と戦い王になる物語と聞くとただの成り上がりのように思えるが、そんなことは一切ない。人の愛、想い、弱さ、醜さを描いた何度でも読みたくなる小説です。
最高。
読み終わり、万感の思いが込み上げてきました。これほどの大作を最後まで描ききった作者には、称賛の言葉しかありません!
長い間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
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