個人的に主人公はあまり好きになれないのですが、巧みな視点のスイッチングによって寧ろサブキャラクターにこそ魅力が生まれています。登場するキャラクター一人一人に[生きている]と感じさせる描写があり、誰か一人応援できるキャラクターを見つけたとき、物語に深く引き込まれるでしょう。群像劇ものとして非常に完成されたものだと思います。
カルマ深し。重厚な世界観と、物語の強弱。様々な伏線と回収。悲劇と喜劇のバランス感。とはいえ、これは親子の物語。魔法というか不思議な力は存在しつつも、それが主役足らない。だが、それがい…続きを読む
読め!読めばわかる!
人生でこれほど泣いた本も無くこれからこれを超える本はない
この作品は、読んできた中で、断トツで一位だと断言できます。この作品を読んで終わった後、何か有るんじゃないかとずっと最終話付近を読んでウィリアムのセリフを暗記したりしてしまって、次の作品に行こう…続きを読む
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