雨ノ森(あめのもり)からももです。 書く♿の人。脳性麻痺、重度身体障がい。 キャラクターたちの人生を密に描きたい。つたないかもしれないけど、誰かの心に残るよう…
美しい雨の音が聞こえてきそうなお話でした。異国の少年サンディと、文通を始めた主人公の村雨耕一郎。文通の中でサンディが語る、雨の日に美しく踊る少女の話。そのやりとりや、主人公が思い浮かべる少女…続きを読む
「彼女はとても美しいんだ」異境の少年は、弾むような筆跡で綴る。「今年もね、雨がいっぱい降ったんだ。そうすると彼女は晴れやかに笑うんだ」手紙からは純粋な憧憬と穏やかな恋慕が滲んでいる。異境…続きを読む
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