なぜそんなに強いっ!・・・・・・ヘタレなのに。


 ありきたりと言えばそう感じる人もいるような、異世界と日本への行き来しながらの物語です。(自称)女神の女神と言い張る姿に理想の女神像が崩壊したのは内緒ですが、もっと言いたいことがあります。

――「主人公のヘタレ!!」

 確かに28で彼女歴無しですが、もう少しコミュ力を鍛えた方が良いと思います。伊達に賢さが低い理由がこれなんですね。
 
 案の定主人公はチートになってますが、今の所そこまで目立つ訳も無く、特別優越感がある訳でも無いような設定です。
 始まりの森が世界最難関!とかだったらチート感満載でありきたりになってしまうのでこれはこれで良いのですが、イマイチ強さが分かり辛いです。
 ただ、熊より大きい狼30に対して甘噛みと判断するのは面白かったです。

 総合的に、そこまで突飛して強い訳では無いヘタレの主人公の異世界冒険譚でしょうか?自分的には、思わずレビューではなく感想が書きたくなるような作品に思えました。なんでそんなに強いのでしょうかね?ヘタレなのに。

 ―追記―

 うーん、何だか更新によってちょっと微妙になりました。30話まで読んだのですが、この先を読むかと言われるとちょっと悩みます。
 まず、村人の反応に矛盾に近いものを感じます。当初はお人よしで、簡単な言葉で誤魔化せたのに、ゴブリンの時になったら一瞬で怒り出し、話も聞かない。

 まず第一として、ゴブリンが来たから悲鳴を挙げてるのに、主人公へと当たる村人。どう考えても変ですよね。目を閉じてた、ってゴブリンに捕まったって自覚してるからでしょう?どうしてそこで主人公が出てくるんでしょうか。

 子供たちも、ゴブリンから逃げてたんですよね? それでそのゴブリンが消えて、主人公が走り去って行って……どう考えても退治してくれたとわかるでしょう。

 そういった、意味のわからない道理で主人公が悪い雰囲気に落ちるのには私は賛同出来ません。ですので、そういった要素が好きな人にオススメです。


 今後に期待……できるように作者さんには頑張ってもらいたいです。

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