危険生物

赤咲純(あかさきじゅん）という少年は、母親の赤咲眞奈美(あかさきまなみ)と二人で暮らしていた。父親は、癌(がん)で他界した。父親の顔を知らない純に、突然の悲劇が訪れてしまった。
母親の眞奈美が、夜中に何者かによって殺されていた。その原因を調べるために、純とその少年は少年刑務所にいた、緑川進(みどりかわすすむ)と驚きの行動に移る。それは、刑務所から脱出する事だ。純はそのまま何も言えずにただ流されるままに、進とその計画を実行した。何とか、見つからずに逃げ切ったが、その後同い年くらいの少女が姿を現す。
進は、少女を睨み続けていた。理由は、その少女の両親が詐欺師であり、殺人犯だという事だった。純は、その話を聞き、逃げようとしたが、進は止めた。何故なら逃げた先に少女の両親とその仲間が待っているからであ…続きを読む