「殺陣」を中心に描かれた短編です。そのまま映像にできるような完成度。登場人物たちの心理描写もいいですし、畳みかけるような殺陣の場面が出色。読後感も最高です。
『ミュゲ書房』、KADOKAWAより発売中です。
二つのものがぶつかり合う物語、それが読後の印象でした。剣と剣が、役者と役者の内面が、意地とキャリアが音を立ててぶつかり合い、二重の意味での「鍔迫り合い」が繰り広げられる。それが物語の骨子であたった…続きを読む
初めての主演映画の撮影に、やる気を燃え上がらせている竹見。一方彼女と対決する役を担う小坂という男は、ある不満を募らせていた。そんな二人が生み出す、予測不可能な殺陣の行き先とは。 そんな、至って…続きを読む
戦うことでしかわかりあえない、とバトルものではよく言いますが。現代日本で本気の斬りあいを見ることなんてそうそうありません。いかにレプリカだとしても、そこには本当の火花散る戦いがある。アイドル出…続きを読む
予め紹介されている情報通りの物語なのですが、最後までテンションは上がりっぱなし。こちらまで火花が散ってきます。最後に芸術についてさり気なく語られた監督の一言も印象的でした。
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