概要
約束を、思い出して。
ローシーズは精霊だ。『神秘』と呼ばれる、不思議な生き物のひとつ。
ある日彼女の本体――薄紅の花をつける大樹の下に、一人の青年が花束を置いた。毎日のように彼は訪れ、花を置いていく。
その行動に興味を持ったローシーズは、木の上から彼に話しかけてみた。
「あなたは何をしてらっしゃるの?」
彼は一瞬驚いて、寂しげな顔をした。
「大好きだった人への、謝罪かな」
君が俺を忘れても、きっとこの恋は、消えることはないのだろう。
――――もしあなたが私を忘れても、いつかあなたとまた、恋をする。
*「神秘の消えかけた世界で、」シリーズ第三弾。
*小説家になろうにも投稿しています。
ある日彼女の本体――薄紅の花をつける大樹の下に、一人の青年が花束を置いた。毎日のように彼は訪れ、花を置いていく。
その行動に興味を持ったローシーズは、木の上から彼に話しかけてみた。
「あなたは何をしてらっしゃるの?」
彼は一瞬驚いて、寂しげな顔をした。
「大好きだった人への、謝罪かな」
君が俺を忘れても、きっとこの恋は、消えることはないのだろう。
――――もしあなたが私を忘れても、いつかあなたとまた、恋をする。
*「神秘の消えかけた世界で、」シリーズ第三弾。
*小説家になろうにも投稿しています。
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