出来れば一生見たくない景色


 短編のホラーです。テーマは最後の五分間。

 この作品の本当に恐ろしいところは、もしかしたら冒頭かも知れないです。
 ここだけ読むと、感動の物語なんです。ところが、夜になり、物語は反転します。ハートフルな感動物語の裏にある闇。ぽっかりと開いた穴は、まるで幸せな日常に穿たれた奈落への入り口のようです。
 急転直下の恐怖。この落差が凄い。思わずぞわっとしました。





追伸 おかえりなさい。

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