手にしたと思ったら零れていく 綺麗なガラクタみたいな夢

無限に青くて広大で一見なんの意味もなさそうだけど不思議に詩的で捉えどころのない時間をだれかと共有したという時間

生きることに答えなんてないと言うことを不思議に卑屈でも空虚でもなくだれかと確かめあえるようなそんな時間

何も起きないということがなんでも起きうることだと静かにひっそりと一緒に違うようで同じ大きな夢を見ている時間

そんな時間が唐突に現実に打ち切られ少しずつ夢から覚めていく

そんな捉えどころのなくて愛おしい時間に関する小説

小説っていいものですね

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