砂糖をひとつ、ミルクはいらない。


 コーヒーをテーマにした連作短編。
 ひとつひとつのエピソードは比較的に長めだが、非常に洗練された丁寧な文体と、絶妙なストーリーテリングで読む者を飽きさせない工夫が随所に見受けられる。

 読むと爽やかな気分に浸れる、大人の青春がここにはある。

 オススメです。

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