第七日目
私だけだろうか?普通を求められるのは?違うと信じたい。
けど、真実は私が私に世界が普通を求めていると勘違いしている。これは私が普通になりたいからこういう理由をつけたのだろう。
とか、考えるが本当の所はなんだか分からない。私はなんとかして、この世界を生き延びるためにあーだこーだ書いて無様に這って生きているのだろう。
無様に這って下ばかりを向いて生きたくない、もっと背筋を伸ばして前を向いて、全力で地に足ついて生きたい。
これは理想論であることは分かっている。その理想論を少しでも理想ではなくすために私は普通になりたいのだろう。
ただ、そのことが自分で自分の首を絞めている。
もう、自分で手を緩められない。誰か私の手を首から離させて欲しい。でも、誰かが離してくれたとしても、もう一度自分で首を絞めにいくだろう。
何故かって?なんでだろうね?私にも分からないけど、確信している。
次こそは大丈夫とか、絞めてなきゃいけないという強迫観念があるとか、どうせそんなところだろう。
まぁどっちみち私は一生、普通にはなれないし、特別にもなれない。
なぜなら世界の普通と私が思っている社会の普通は何故か違う。ズレが起こるのはしょうがないとしても。
また、私が思っている特別と社会が思っている特別は何故か違う。そのズレをない物と考えてるから私はズレていくのだろう。
ズレをなくすため努力をすればいい。そうだ、その通りである。(努力は少ししている)ここからは言い訳になるが、私はこの努力をして成功してしまった時が怖いのだ。(今のところ失敗している)
努力して成功してしまったら、私の存在が否定されてしまう気がするのだ。今の私が。
そして、何かを失うのだ。これはよく分からないが確信している。
何かを失うことが私は怖い。失うということは失うということを得るということである。つまり、得ることが怖いのだ。前に進むことが怖いのだ。
人は前に進むことで成長するみたいだ。私は成長をしない。ずっと留まって朽ちていくのだろう。
朽ちたくないけど留まっていたい。そんな思いが私の首を絞めているのだろう。
まぁ、結局、私は何にもなれず、何にもなろうとしないのだろう。
君はこれを考えてる時点で成長してる。そして、留まりながら人は成長する。そうだろ?
そうじゃなかったら、人はいつまでも成長しないじゃないか。
そろそろ僕は君が何を書いているか分かってきた気がする。君は抗いたいのだろう。この世界に、この社会に、そして自分に。
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