一枚の絵画のようなファンタジー
- ★★★ Excellent!!!
この話を拝見した時、私の脳裏に浮かんだのは北欧のような深く濃い森の風景でした。
うっすらと霧がかった景色が、次第に濃いミルクのような視界に変わっていく…
まるで夢のような光景を進んでいくと、目の前に広がる古代の遺跡が広がります。
「私」がそこで出会うのは幻想のような存在でした。
話のどのシーンを切り取っても、まるで一枚の絵画のようになる話です。
焦がれ、手の届かない存在だと分かっていながらも求めてしまう切なさ。
そんな気持ちを一度でも感じたことのある方におすすめします。