切ないです

情景描写の表現が素晴らしかったです。
森に立ち込める霧の湿度まで感じられるようでした。

主人公の性別や素性がはっきりと明かされないまま進むのに、この話が恋のお話であることが深く伝わってきます。
最後の女性の言葉にはとても切ない気持ちになりました。

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霧幻の女