巧くいかない人生が再び動き出すまでの物語

かつて犯した罪のため、自ら希望を捨てた男。
彼は偶然にも、ある老婦人を救うこととなり、
それがきっかけで、若い看護師と知遇を得た。

そしてまた別の男は、生涯治らぬ怪我を負い、
自分の将来に希望など見出せなくなっている。
彼を慕う人はずっと、身近にいるというのに。

運命のいたずらによって引き合わされた彼ら。
語り合うこと、向き合うこと、許し合うこと。
巧くいかない人生が再び動き出すまでの物語。

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