このテンポの良さが癖になる

ライトノベルのライトとは読み易さや手軽さを意味しているのだとすれば、これも立派なライトノベルです。
短い言葉でありながら要所はしっかりと描き、物語としてきちんと機能している。表現に執着する余り無駄に文字数が多くなったり、文章が凝るせいで胃凭れにも似た何とも言えない気持ち悪さを覚える時がありますが、この作品にはそういったものはなく、スイスイと読み進められるので一種の爽快感があります。
偶には手軽なライトノベルで息抜きを。そう思った人は此方を是非とも御読み下さいませ!

その他のおすすめレビュー

黒蛹さんの他のおすすめレビュー311