応援コメント

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  • 光のもとでへの応援コメント

    遅くなりましたが、読了いたしました。

    見下すなと心で吠えるしかなかった葛城の中の獣が、雲を呼び雷鳴を轟かせ、そして長く大きな嵐過ぎ去った地に日本が生まれた……そこに今、己が生きているのだと思うと熱い思いでいっぱいになります。

    あの沓は脈々と、これからもずっと受け継がれていくのでしょう。

    言葉にならないコメントになりましたが、素晴らしい物語を本当にありがとうございます!

    作者からの返信

    トキさん

    長い物語でしたが、お付き合いいただき、ありがとうございます。
    前例のなかったことを前例に。それは、人が獣にならねばならぬほどにとてつもない熱量が必要であったのではないかと思います。

    この物語を見返し、私はやはり、人を導くのは為政者や政治の内容ではなく、人一人が己の内に強く思い定めるべき他者こそが人を人たらしめ、美しく生きるための導となるのではと、葛城や猫らの獣たちは示したのだと思っています。

  • 霧と血への応援コメント

    女帝の片鱗が……わくわくが止まらない……!!

    作者からの返信

    入鹿さん

    ワクワクしてください……彼女もまた獣……

  • 葛城の弟への応援コメント

    猫おおぉぉ!!
    もう駄目です。まさかと思ったけど、まさか、猫がっンンッ(悶絶)

    作者からの返信

    入鹿さん

    そうです。猫が、あの人物なのです。
    猫もまた獣。その牙がいずれ剥き出されるときが来るのかもしれません。

  • はああああ……(感嘆のため息)
    たまんないです。色々伝えたいのにの語彙力が溶けてしまう。
    こんなに素晴らしい作品を本当にありがとうございます!

    作者からの返信

    入鹿さん

    語彙力喪失ありがとうございます!!
    概ねこのようにして歴史をベースに、創作を織り交ぜて描いてゆきます。人物を浮かび上がらせるため、あえて背景には筆を加えぬようにするという挑戦でもあります。
    獣たちの生を見届けてやってください。

  • 槻の下からへの応援コメント

    ああああ、好きです好きです、もう1話目から性癖にぐっさり刺さって震えが止まりません……!
    先に期待しかないので楽しませていただきます!

    作者からの返信

    入鹿さん

    ブッ刺さりありがとうございます!!
    楽しんでいただけて光栄です!

  • 雷電を呼ぶへの応援コメント

    おお、史も獣になりつつある……!

    鎌とはまた違った牙と爪で築く世界を見せていただきたいものです。

    それがたとえ鎌の思い描いた理想ではなくとも。

    作者からの返信

    トキさん

    父が鎌であるがゆえ、彼は己の思うところをより強く定めてゆきます。
    父すら成し得なかったことを、己と己が主と定めた者の手で。

  • 霧と血への応援コメント

    讃良はやっぱり葛城の子です……芦那の子です……あの二人の子です……。

    いやー、良い獣に育ってきましたね!
    大海人ったら、すっかり猫になっちゃってるじゃないですか(笑)

    作者からの返信

    トキさん

    ええ、讃良なくして世は成らないのかもしれません。葛城は、それぞれに別の役割を託したのでしょうか。

  • 吉野の獣への応援コメント

    猫であった頃を懐かしむのではなく、自分が為すべきことを為す。
    彼はもう猫ではなく、大海人。

    それにしても史ったら、まだ十三歳なのに早くも大物になりそうな雰囲気がムンムンしてますね!

    作者からの返信

    トキさん

    猫もまた、情や思いに振り回されることはないのです。人の個を超越することができた者、それを筆者は獣と例えているのかもしれません。

    史は日本史において重要な実在の人物ですが、少年の頃からこれほど世を作る才があったかどうかは分かりません(笑)

  • 雷獣の牙への応援コメント

    見事。
    見事な終わり方でした。
    これはすごい!

    作者からの返信

    梧桐さん

    第一部読破していただき、ありがとうございます。
    破壊と地均しの生を歩んだ二人と、それを取り巻く者の物語でした。
    ここから、受け継がれた雷獣の牙が世を造ってゆきます。
    第二部も引き続きお付き合い下されば幸いです。

    応援、コメントをたくさんいただき、ステキなレビューもいただき、ほんとうに光栄です。
    ありがとうございます!

  • 即位への応援コメント

    これは!
    これはもう!
    これは!(言葉にならない)

    作者からの返信

    梧桐さん

    そうです!
    コメント!
    ありがとうございます!!(同じく言葉にならない)

  • への応援コメント

    うわああ、そうきたか!
    そうやって壬申に繋げるのか!

    作者からの返信

    梧桐さん

    ええ、これまでもずっとこの二匹の獣が国を作るために行ってきた手法です。
    その仕上げが、まさに。

    コメントありがとうございます!

  • ともにあるへの応援コメント

    なるほど、吊るすという表現は面白いですね。

    作者からの返信

    梧桐さん

    猫の為政者としての才の片鱗が見えた瞬間です。
    コメントありがとうございます!

  • 行き、そして戻るへの応援コメント

    なるほど、こういう経緯で白村江の戦いって始まったのですね。

    ところで以下は誤字かと。
    そのために痛いは激しく損傷し、

    作者からの返信

    梧桐さん

    コメントありがとうございます!そうなんです、ここでは大筋においては史実とされているものを引いています。

    誤字のご指摘ありがとうございます、訂正致しました!

  • 言葉にはせぬことへの応援コメント

    気になる引きですね。
    ここから大きく動くのかな。

    作者からの返信

    梧桐さん

    コメントありがとうございます!
    ええ、ガンガンと、そして淡々と動いてゆきます。

  • 閑話休題、筆者は語るへの応援コメント

    そうか皇極天皇と斉明天皇は同一人物なのか。今知りました。

    作者からの返信

    梧桐さん

    そうなんです、重祚といって我が国においては二例あり、この皇極天皇→斉明天皇、孝謙天皇→称徳天皇がそうです。
    葛城や鎌らの時代の施策や彼らの行動は、後の世において多く前例として取り入れられてゆきます。

  • 大海人への応援コメント

    息もつかせぬ急展開。
    鍵を握る猫はこれからどう動くのか。

    作者からの返信

    梧桐さん

    コメントありがとうございます!!
    猫はこれから連載開始予定の第二部でも重要な役割を担ってゆきます。ご期待ください!

  • 葛城の弟への応援コメント

    不穏な気配が近づいてきましたね!

    作者からの返信

    梧桐さん

    葛城に衝動を与える芦那、先の先まで見通して策を敷く鎌、それをも飲み込むような葛城、そしてそのためにのみ生きる猫。
    彼らの人としての意思が彼らを獣に変えてゆき、人の世を作ります。

  • 橙を受けてへの応援コメント

    ううー、おっかない。
    女がらみでかつそのその憎悪に気がつかない当事者。ドラマですねえ。

    作者からの返信

    梧桐さん

    ましてや葛城のような類の男が相手ですから(笑)
    個としての感情、それを公の意思へと変換する。彼らの牙は、そのために用いられるのかもしれません。

  • 心のうちへの応援コメント

    辛い展開になってきましたな。

    作者からの返信

    梧桐さん

    彼らは獣。いよいよ、その牙を剥き出してゆきます。

  • 槻の下からへの応援コメント

    ヤバい。
    これ面白い。

    作者からの返信

    梧桐さん

    お読みいただき、ありがとうございます!!
    飛鳥時代、という言葉の雅やかさとは全く異なる、淡々とした描写を心がけております。長くお付き合いいただければ幸いです!

  • ひとつの死への応援コメント

    衝撃の事実!

    まさか讃良が……確かに芦那みがあるな、とは感じていましたけれども!!

    そして、鎌。
    藤原の氏をいただき、藤の花に世を重ね、逝くのですね。

    どこまでも気高い獣であり、葛城にとって最高の相棒でした……。

    作者からの返信

    トキさん

    鎌も芦那も、一切の大仰さなく逝きました。たとえそれが、どれほど葛城にとって双ぶ者のない存在であったとしても。
    そして、それでも世は巡り、時は変わらず流れる。

    この時点での讃良も、その一つの象徴であるのかもしれません。

  • ともにあるへの応援コメント

    芦那ぁぁぁ!!

    前章から不穏な気配を感じていましたが、まさかこんなにも早く……!

    ずっとそばに。
    その言葉通り、彼女は葛城本人には見えない彼の瞳の光をそばで見つめているのでしょう……。

    作者からの返信

    トキさん

    人は時の中で平等。その中で得るものがあり、遺すものがある。
    それもまた、ひかりと呼ぶことができるのかもしれません。

  • ひかりへの応援コメント

    ああ……まさかこの言葉が、葛城の口から出るとは!

    彼女も、無邪気さの中に個を超えた何かを秘めた女王でした。

    王だ……王が誕生したのだ……!!

    作者からの返信

    トキさん

    王の見るべきものとは、ある意味限られているのかもしれません。そして、それを見ることのできる者は、長い歴史の中でもほんの僅かな者だけであるのかもしれません。

    闇ゆえに、光を求める。そして求めるまでもなく、光とは常にそこにあるもの。だから、闇でよいのです。


  • 編集済

    流れるものへの応援コメント

    ああー!ここで豊璋、致命的なフライングだーー!!

    やっちまいましたね……。
    うまいこと戦に勝ち抜いてから、ギリギリのところで敵軍にやられたように見せかけて「仇取るよ!」の勢いで人心を掌握すれば良かったものを(´・з・`)

    作者からの返信

    トキさん

    豊璋《チョンボ》。
    完璧に見えた計画でも、ひょんなことから一瞬で崩れ去ってしまうもの。
    それもまた、人のなすことゆえ。

  • もう一匹の獣への応援コメント

    讃良にフィンみを感じてしまった……。

    母上、本当にお疲れ様でした。
    これからは何も案じることなく、自分自身のためだけに眠っていただきたいです。

    作者からの返信

    トキさん

    ええ、和製ウラガーンですから。讃良もまた、一匹の獣として時代を創ってゆきます。

    葛城の母は、葛城が王たる者であることを誰よりも知っていたからこそ、こうして受け入れることができたのでしょう。母であるがゆえ。人の上に立つ人であるがゆえ。

  • 風を呼ぶ雷雲への応援コメント

    あっ、豊璋が出てきましたね!
    お名前を聞いてから、ずっと待っていたのです♡

    何をやらかしてくれるのか、楽しみだなー……(フライングとは一体……?)

    作者からの返信

    トキさん

    豊璋《歴史上のスベり芸》

  • 流れる時への応援コメント

    ついに喰らい、破るのですね!

    それこそが、トキ……と名前を呼ばれた気になって、ニヤついてしまったのはここだけの秘密です。

    作者からの返信

    トキさん

    こうして、人はトキを知る……

  • 心のうちへの応援コメント

    おおお……ここでキャッチコピーのあの言葉が!!

    互いに思っていても言えなかったことを言い合い、葛城と鎌の間のズレが正された気がします。

    やっぱり芦那に会いたいよね……(´・ω・`)

    作者からの返信

    トキさん

    鎌もまた、この葛城という前例のない獣についての理解を深めてゆくのです。
    そして鎌もまた獣。彼らが何を目指すのか、ご期待ください。

  • 帰るところへの応援コメント

    芦那がこんな大胆な手に出るとは……。

    そりゃこんな彼女の前では、獣も牙を抜かれてしまいますね。

    ラストは帰らぬ主人を待つワンコとにゃんこみたいで、切なかった。°(⊃Д⊂)°。

    作者からの返信

    トキさん

    芦那、ひょっとすると物語随一の策士かもしれません(笑)
    彼女の前では雷電を纏った獣もただの犬、猫も犬……

  • 雷光と猫への応援コメント

    増黒さんの作品において、場面に登場する「雨」は何だかとても深いものを感じます。

    雨に濡れて萎んだ猫。しかし濡れそぼった毛から水滴を振り払い、自らの生く道を定める姿に葛城とは違う獣を見た気がします。

    結論、猫可愛い。

    作者からの返信

    トキさん

    お読みいただき、ありがとうございます!
    そうですね。なんとなく、雨が多いですね(笑)

    京都は海がないものですから……
    また新たに生まれた獣のゆくすえを、どうぞ見守ってやってください。

    猫の用いる二人称「主上」を発掘した私の功績は大きいと思います(笑)

  • 行き、そして戻るへの応援コメント

    この時代に疎い私でも分かるほどに有名なあの外征がようやく始まりますね。

    ここまで激しくも超然とした価値観を持っていた葛城が、この結末をどう受け止めるかが気になるところです。

    作者からの返信

    瀬戸内さん

    コメントありがとうございます!
    そうですね、さまざまな意味での転換点となる出来事です。
    向こうでのことは淡々と描きつつ、それを登場人物たちがどのように捉えたかということに着目して描きたいと思います。

  • 言葉にはせぬことへの応援コメント

    続きお待ちしておりました!
    このクオリティを維持するのは大変でしょうが、鎌や猫、葛城の国造りを気長に楽しみにしています。

    作者からの返信

    瀬戸内さん

    ありがとうございます!戻って参りました!公募も落ち着きましたので、平常運転で参ります!!

  • 橙を受けてへの応援コメント

    無骨でありながら叙情的。御作に対する、あるいは主人公に対する個人的な印象です。連載再開を楽しみに続きを拝読します。

    作者からの返信

    坂水さん

    お褒めいただき、ありがとうございます。とても光栄に思います。
    さらに激しさを増す展開があることと思いますので、どうぞお楽しみに。
    早期再開出来るよう、尽力致します。

  • 流れるへの応援コメント

    情景、という言葉の意味を改めて思わせる回でした。

    作者からの返信

    坂水さん

    日々お読み頂き、ありがとうございます。大変励みになっております。また、お褒めに預かり、大変光栄です。

    現在公募の執筆を行なっているため、連載休止しておりますが、四月頃から再開する予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

  • 大海人への応援コメント

    とうとう猫が表舞台に立った!
    とても感慨深いです!

    作者からの返信

    SHASHAさん

    コメントありがとうございます!
    はじめ、変わり者のお付きくらいにしか思っていなかった猫がまさかこんなに…と私も感慨ひとしおです。

    鎌の謀と葛城の器、そして猫の活躍が時代をどう旋回させてゆくのか、ご期待下さい!

  • への応援コメント

    >葛城の頭が良いのか悪いのか、筆者には今一つ分からない
    この描写、なんだか面白いですね。
    私もよくわからなくなってきました(笑)
    ……って思わせて大物なんでしょう!(笑)

    作者からの返信

    崩紫サロメさん

    お読み頂き、ありがとうございます。
    その器が測れないような者こそ、歴史を造る。そういうものなのかもしれませんね。

  • 帰るところへの応援コメント

    前から読ませて頂いておりますが、コメント初めてかもしれません。
    とても面白いです。
    もともとこの時代はいろいろなもので読んでおりますが、しっかりとオリジナルな味わいがたくさんがあって……。
    葛城にとって芦那だけは特別な感じがいいですねえ。じゃれ合ってるしw
    葛城と鎌の微妙な緊張関係なんかも面白いです。

    作者からの返信

    崩紫サロメさん

    コメントありがとうございます!また、いつもお読み頂き、ありがとうございます。とても励みになります。

    多分に想像と創作、史実とは大きく異なる箇所も大いにあり、そのへんはお話としてお楽しみ下さい(笑)お目汚しにならないよう頑張りますので、引き続きお読みいただければ幸いです。