応援コメント

「光のもとで」への応援コメント

  • 遅くなりましたが、読了いたしました。

    見下すなと心で吠えるしかなかった葛城の中の獣が、雲を呼び雷鳴を轟かせ、そして長く大きな嵐過ぎ去った地に日本が生まれた……そこに今、己が生きているのだと思うと熱い思いでいっぱいになります。

    あの沓は脈々と、これからもずっと受け継がれていくのでしょう。

    言葉にならないコメントになりましたが、素晴らしい物語を本当にありがとうございます!

    作者からの返信

    トキさん

    長い物語でしたが、お付き合いいただき、ありがとうございます。
    前例のなかったことを前例に。それは、人が獣にならねばならぬほどにとてつもない熱量が必要であったのではないかと思います。

    この物語を見返し、私はやはり、人を導くのは為政者や政治の内容ではなく、人一人が己の内に強く思い定めるべき他者こそが人を人たらしめ、美しく生きるための導となるのではと、葛城や猫らの獣たちは示したのだと思っています。