第3話
「おはようございます」
「新入社員の方はこちらへどうぞ」
「ドクターはこちらへ!ナースはあちらへ!コミュニティの方は一番奥へお願いします」
総合病院の入社式には当然看護師だけではなく、医者、作業療法士、理学療法士、薬剤師、医療事務などたくさんの業種の人たちがいた。ざっと100人はいるだろう。不安と緊張で震えている人もいれば、夢や希望に満ち溢れて輝く表情をした人もいる。涼花は緊張で足がガクガクブルブルと震え、表情は強ばっていた。
「お、おはようございます。高橋涼花です」「えーと高橋さんはナースですね。名札をつけてあちらの席へおかけください」
「は、はい。」
もらった名札には « 看護師 高橋涼花 »と書かれていた。
« やばい。ほんまに私看護師になれたんや。看護師かあ。でも配属どこやろ?な。小児科行きたいなあ»
と名札を眺めひとり心の中で呟いていた
白衣の天使なんかじゃない @nayyy
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