どうも、みずないちまつと申します。 ペンネームですが、本名と字画が同じで縁起がいいのでつけました。 活動の関係上、執筆活動はストーリー性を表に出さない詩を多…
青い梅の果肉に孕んだ毒を紡いだ静謐な文章のにおいに誘われて気付けば読み終えていました。無垢な罪も、残酷さも、善悪も、きれぎれな心も。人間の感情、という些細なものなど慮ることなく、世界は、季節は淡々…続きを読む
早熟な青い春の青春は、時に微笑み、時に怒り、時に悲しみ、そして忘れられる。この物語の登場人物たちは、ある意味大きな事件のお陰で大人の階段を登れたのではないでしょうか。たとえ、傷つき、取り返しの…続きを読む
無邪気な子どもは、好き嫌いではなく単純な好奇心によって花を摘む。花を摘んで実を結ばなくなり、それが己のエゴだと気づくことは稀だ。しかし、年を経ればまた花は咲く。咲いた花はやがて実を結ぶ。手を伸…続きを読む
中学2年の春。目の前で幼馴染が友人に行った愛の告白。早春を告げる梅の如く先走ったかのような周囲の流れに置いてゆかれる主人公の採った選択とは――誰もが通過する、大人でもあり子供でもあり、大人であ…続きを読む
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