あがく姿は美しい

一話から丸一日かけて432話まで読みました

吹けば飛ぶような小物だった主人公が、毎回毎回死ぬ思いをしながら迷宮に潜り、力を得て、やがて町を、国を左右する重要人物に成り上がってしまう。
その過程は成功ばかりでなく、失敗で得難い友を失うこともしばしばあり。いくら力をつけても全能には程遠く、心も人間の範疇からは出られない。それでも必死にあがく姿は美しい。

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