清々しいほどの生き汚さ。持たざる者が持つ物は知恵と借金と人外に成りつつある躰。足掻けば足掻くほどそれらは積み重なる。この小説を読みながら自身に問う。ここまで足掻けるか?それがこの小説の一番の面白さだと思う。
あなたは今まで消した「あ」の人数をおぼえていますか?僕は訓練場で装備を剥ぎ取って消した「あ」の数なんか覚えてはいない。これは英雄譚ではない。消した人の数だけあったろう、血泥に塗れた冒険のおはな…続きを読む
織られ生まれた成れの果てのこの物語が、必ず貴方を最高の異世界体験に連れ出すだろう
PC版Wizardry#1が流行っていた頃、システムと最低限の設定のみの世界に放り出されたプレイヤーたちの脳内には、それぞれの『オレ迷宮物語』が抱え込まれていた。ボク自身もそのひとりだったわけだ…続きを読む
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