清々しいほどの生き汚さ。持たざる者が持つ物は知恵と借金と人外に成りつつある躰。足掻けば足掻くほどそれらは積み重なる。この小説を読みながら自身に問う。ここまで足掻けるか?それがこの小説の一番の面白さだと思う。
抗え、立ち回れ、立ち向かえ。理不尽、悔しさ、不甲斐なさ。そして希望と後悔。様々な登場人物に引込まれ、共感する良作。
すべてを与えてくれる。そしてなにもかもを奪う。迷宮は口を開けて待っている。
奴隷として背負った借金返済のため迷宮に潜らされる魔法使いが、危険と苦痛に満ちた冒険者社会を生き抜いていく物語。魔物、犯罪者、カルト団体…… 次々に襲い来るサスペンスを弱小な力で乗り越えねばならない…続きを読む
駄文で思った事、どーしても感想書きたかったので投稿します。とにかく面白い!主人公が魅力的、コツコツ主人公が苦難の上強くなるけど、俺tueeじゃなく敵は強い、たまに虫けらのようにみじめに負ける…続きを読む
もっと見る