清々しいほどの生き汚さ。持たざる者が持つ物は知恵と借金と人外に成りつつある躰。足掻けば足掻くほどそれらは積み重なる。この小説を読みながら自身に問う。ここまで足掻けるか?それがこの小説の一番の面白さだと思う。
主人公を舐めに舐めくさったヤツらが、こっちが下手に出ているのにも関わらず、十倍か百倍ぐらい理不尽な要求をしてきて溜めに溜めたものが爆発した感じ。この話はめっちゃ気持ちいい展開だった。スカッとした!…続きを読む
奇跡はなく、命は軽く、理不尽で救いようの現実に抗う人々の姿は儚くも輝かしい!
超有名米国産RPGを思わせる巨大迷宮を舞台としたファンタジー。『ア』とか『AAAAAA』とか次々に死んでいくキャラクターたちにいい加減な名前をつけ、それでもやめられなかったあの頃の冒険。昔を懐か…続きを読む
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