軍人の心の強さと命の大切さを教えてくれる作品です!

戦時中の日本が舞台で、出撃命令を出された相模原 大斗第3師団隊長と、彼の付き人 綾崎 かおりとの会話を描いたお話です。

あくまでも「忠誠心や愛国心を守る」相模原 大斗第3師団隊長、そして「自分の命を大切にして欲しい」と願う綾崎 かおりらの会話が印象的です。こうした何気ない会話の中に、戦時中はこんな流れで軍人が出撃したのかなと思ってしまいました。
同時に戦争のない国や時代(現代の日本)に生まれたことへ感謝してしまう、そんな気持ちになってしまいました。
また舞台は戦時中となっていますが、銃撃や爆撃シーンなどは一切ないので、暴力表現が苦手な人でもスラスラと読めます。

短編小説でありながら命の大切さを教えてくれる素晴らしい作品だと、私は思いました。読み終えた時、ジャンルが「歴史」ではなく「現代ドラマ」であることも納得しました。