僕は君(の物語)にときめいたんだ。

 名前:ジョイ

 通称:ロックオン・ジョイ

 誕生日:四月二日

 座右の銘:でも僕は、これが好きだ。

 紹介文:ジョイは面白い物語が好きだ。だがそれだけでは我慢できなくなった。
 今まで読んだ物語の中から『自分ならこうする』『悲劇で終わった彼らを幸せにしたい』という気持ちがジョイを変えた。
 物語を読む人の感動を糧とする妖精でありながらも、自ら物語を生み出したいという情熱に燃えている。

 今まで読んだ、歓喜(ジョイ)の欠片。集めて繋いで味付けて、自分で作った物語、あなたの「歓喜(ジョイ)」になりますように。
 そして自分で繋いだ物語で貴方の心が歓喜(ジョイ)ならば、こんなにうれしいことはない。

 本とは、物語とはきっと、この感動を繋いでいく川の流れのようなもの。
 そして今日も、ジョイは行く。未だ見知らぬ歓喜を求め。
 そして心躍る物語を見つけ、ジョイはあなたを捕捉(ロック)した。
 あなたの物語が与える歓喜と嫉妬、その心は矛盾ではない。
 あなたの紡ぐ物語を心躍らせ見守り続ける。そしてあなたの物語を、その歓喜を広めていこうと声を上げる。

「みんな。ここにおいで! この物語を知ってほしい!
 知らずに終わらせるなんて、もったいないと思うんだ!
 あなたの歓喜になれるかはわからない、大勢の心に響いた傑作でも、心に届かない時はある、でも僕はときめいたんだ! 一度ページをめくってみて! 
 僕のジョイがあなたのジョイにもなれるなら、こんなにうれしいことはない!」

 ジョイはあなたを捕捉した。

 ロックオン・ジョイ。

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