異常こそが愛

退屈、虚しい、煩わしい、そんな日常はいらない。
だから、目の前に未知の扉があったら覗いてみたくなる。あまつさえ、飛び込めるだけの好奇心が勝れば、我が身など如何とでもなれ!
日常からの逸脱。非現実的日常への憧憬。自らの殻を破る勇気。
きっと、きっかけは何だっていいのだと思う。
破壊願望だろうが、終末思想だろうが、自己犠牲であろうが。
この場合は、好奇心にも似た恋心。
これは、果たして恋と呼べるのか?
そんな疑問を抱くまでもなく、非現実的日常を選択する。
まずは、お友達から……。
――好奇心は猫をも殺す。
そんなのは建前でしかなく、実は初めから心は決まっているもの。
愛だとか、恋だとか、そんな言葉すら超越するのだと思う。

不思議に恋。全然いいじゃないか!!

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