登場人物の個性がよく出て来たのと文書がとても読みやすかった(個人的には怪談としてのゾッとする感はもう少し欲しかったが)。最後に主人公が腕を回したところは「おっ」となった。ここは明確にかかずにあえて読み飛ばしそうなくらいで気付かせた方がゾッとしたと思うけど、その辺の短編ホラー小説よりおもしろいのでよし。
この少女は、一体何に目をつけられてしまったのか。不幸な少女は、一体これから先どうなるのか。そもそももはや「自分」としての意識はあるのか。彼女は人間なのか。そんな感じの話。「あ…続きを読む
異常者に絡まれる体質の主人公。今度の異常者はもはや人ではないーーーーー単なる気持ち悪い、怖い異常者の話と思いきや、話は主人公が恋慕した青年やとある漁村に伝わる奇怪な儀式など、様々な要素が加わり…続きを読む
何の因果か体質か、子供のころから何かと異常者を引き寄せる主人公。その中からついに異常者の枠に収まらない人間?が現れる。はじめは実話怪談系のホラーと思いきや、話はオカルトに踏み込んで二章へ進みます。…続きを読む
常軌を逸した攻撃性を備えた女性を引き寄せてしまう体質の栄子が、謎の魚のような女性に異常な理屈で詰め寄られるところから話ははじまります。 単なる異常者との邂逅ものかと思っていると、異常者がとある…続きを読む
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