秘密の味は幸せか、それとも絶望の味か……

秘密があると誰もがその秘密が何なのか知りたくなるのが性ですよね。今作もその秘密を解き明かしていく軽めなミステリーです。

学園、図書館、秘密。まずこのワードだけでもそそるでしょうが、これにさらに恋愛が加わり、謎を解きつつ恋する乙女の迷走が見られます。もどかしくて脆い、それでいて温かく心に固く張り付く。これを明確に表現しています。

魔法×ミステリーでありながら恋愛の要素も含まれる今作を読めば満足する読了感を味わえると思います。是非是非~。

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