圧巻……!!!

100万字超えの超大作であります。ええ、10万字ではありません。桁が違います。改題前からたびたび拝読してはいたのですが、最早最初のタイトルが思い出せない(ビキニアーマーだけは記憶にあるのですが……)ほどの時を経て、ようやく読了いたしました。
内容については、ここで多言を費やすまでもないでしょう。異世界転生ラノベのみならず、あらゆる物語を超克せんとするその絶望的な営みの凡てを、長編数十編分に匹敵する文量にて存分に語り尽くしておりますゆえ。

というわけで、以下は追記になります。
その特異な文体に加えて改行が極めて少ないため、批判的な応援コメント(このなんとも逆説的な言い回し!)もついていたかと存じます。が、湧き出る言葉のスピード感を殺ぐような空白はむしろ逆効果。改行だらけの舞城王太郎なんて魅了半減なだけです。
そしてこれは昨今の軟弱な読み手に対する挑発のようにも受け取れるのです。このみっしり詰まった文章の密度に、お前は窒息せず付いてこれるのか? と。

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