小さな大作

恋愛SFファンタジーというそれぞれの美味しいとこ取りをしたような、そんなお話。
こう言うと語弊があると思うけど出てくる男性がみんなイケメン(いろいろな意味で)。だけど超絶天然な主人公にはかなわない。そんな主人公の魅力がいろいろなところから匂って来る。

そして、話のストーリーの中でクライマックスに向かい、謎が明かされていくにつれ、「自分にもこんなことがあったんじゃないか?」と思わずにはいられない、そんな記憶との邂逅を突きつけられる、新しいけどノスタルジーなお話です。10万字ちょっとであっという間に読めちゃうんですけど、ボリュームは凄いです。

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