第3話

 ――風間善四郎が目を覚ますと、そこには金髪の白人幼女がいた。

 ちょっと釣り上がった丸い目に、小さな鼻。肩にはかからない程度の短い金髪。服装は白いワンピースの上に白衣という、不自然な格好だった。

 幼女のふっくらとした白いほっぺたには、薄っすらと赤みが差し、透き通るような青い瞳はじっと善四郎を見つめている。


 ――なんて、美しいんだ。


 その幼女はあまりに綺麗で、美しかった。歳は6歳か7歳くらいだろうか?

 人形ではない。パチパチと瞬きをし、ちゃんと生きている。

 しかしなぜ? どうして自分はこんなところにいて、幼女に見つめられているのだろうという疑問が善四郎を襲う。


 ――どこだここは?


 目の前には幼女。彼女はイスに座っているが、そのイスが珍妙で、背後にはしご車のクレーンのようなものをつけていて、上下に移動できそうに見えた。

 場所はどこかの部屋のようだ。視界に窓のようなものは見当たらない。

 全体的に白く、清潔な印象のある部屋だ。窓が無いので地下室……というよりも、病院の手術室みたいな部屋だと善四郎は思う。

 側にある机にはパソコンと、あとはよくわからない機械類が置いてある。

 自分は立っていると思っていたが、どうも足裏に地面を踏む感覚が無い。少し浮いているような気がした。

 と言っても、不思議な力で体が浮き上がっているというわけではなく、無数の管やらケーブルが体に刺さって立たされている。しかしあくまで、それは善四郎の目で確認しただけのこと。それだけの力でこの状態を維持しているのかを、断定したわけではなかった。

 体は動かない。両腕は左右に開かされ、手首の先で両手がダラリと垂れていた。服は着ていない。全裸のようだった。

 しかしなぜこんなことに? 自分はなぜ、どのようなことがあり、誰の手によってここへ連れ込まれたのか?

 その問いの答えは、恐らく眼前の幼女が知っているはず。

 問おう。……だがその前に、善四郎は意識が無くなる前の記憶を思い起こすことにした。

 なにか重要なことを失念している。そんな気がしたから……。

 意識を失ってから、どれほどの日数、時間が流れたのかはわからない。

 記憶にある最後の日。善四郎はその日の出来事を、ぽつぽつと思い出し始めた。


 ――よく晴れた日だった。俺は朝から洗濯物を干していて……。



 …………。


 空は雲ひとつ無い晴天であった。

 日付は9月25日金曜日。善四郎は朝の6時に目覚める。目覚まし時計はセットしていない。子供の頃からこの時間に起きるので、体が覚えているのだ。

 起きてベッドを直した善四郎はまず、燃えるゴミを出しに行き、それから朝食を作る。家族で朝食を終えると、両親は仕事へと出掛け、善四郎は洗濯を始めた。

 風間善四郎、三十歳無職。身長は189センチで体重は86キロ。切れ長の目に高い鼻、髪は黒く短く、唇は薄い。やや面長だが、容姿は端麗なほうである。基本的には作務衣を着ていて、それ以外を着ることはあまりない。

 仕事は家事手伝いというより家事全般で、家のことは料理、掃除、洗濯、ゴミ出し、買い物など、すべてをやっていた。

 働いていないのでしかたなくやっている……わけでもなく、昔から料理を作ったりなどの家事全般が好きなのだ。

 兄弟には5つ上の姉と7つ下の弟がいる。2人ともすでに独立していて、家にはいない。なのでこの2階建ての一軒屋の家族は両親と善四郎のみであった。

 カブキシティには、子供の頃から住んでいる。治安は悪いが、一応、東京都なので利便性は良く、また埋立地なせいか治安のせいか土地が安い。

 夜に出歩きさえしなければ、世間の評判ほど危険に遭う場所でもなかった。

 洗濯機が回っている間、善四郎は居間でソファーに転がって文庫本の小説を読む。開け放たれたベランダからは、夏を過ぎた秋の心地良い風が舞い込んできた。

 小説を読み始めてから、10分ほど経っただろうか。


 ――ピンポーン。


 家の呼び鈴が鳴る。

 本をテーブルに置いた善四郎は玄関へと赴き、


「どちら様?」


 と聞いた。


「私ー」


「ああ、咲夜ちゃん」


 友人である。

 鍵を開錠して扉を開け放つと、そこには紺色の女性用ビジネススーツを纏った、黒髪ポニーテールのスレンダーな美しい女性が立っていた。

 音鳴咲夜24歳。身長は160前後。厳しそうに釣り上がった目に、細くやや高い鼻。肌は白く綺麗で、唇はおいしそうな桃色であった。胸は目を引くほどに大きい。

 善四郎とは子供の頃からの付き合いである。かつては隣の家に住んでいた彼女だが、今では他所に部屋を借りて、一人前の大人として独立をしていた。


「やあ。えーと……これから仕事?」


「逆。夜勤明け」


 とぼとぼと歩いてきた咲夜は、玄関で靴を脱いでそのまま居間まで行き、ソファーへと倒れ込んだ。


「疲れたー。お腹空いたー。なんか作ってー」


「はいはい。ちょっと待っててね」


 咲夜は時々、というか、週に一度くらいの割合でこうして家へ来るので、迎える善四郎のほうも慣れたものである。

 鮭を焼き、ご飯に味噌汁、キュウリの漬物、玉子に納豆をテーブルに出すと、咲夜はソファーから起き上がり、いただきますと言って食べ始めた。

 その光景を、善四郎は向かいに座って眺める。

 嬉しそうに食事をする表情は、子供の頃と変わっていない。


「キャリア警官でも、夜勤はあるんだね」


「夜勤っていうか残業。あ、麦茶ある?」


「あるよ」


 善四郎は立ち上がって、台所へと行き、冷蔵庫から麦茶を持ってくる。コップと共にテーブルへ置くと、咲夜は自分で注いでガブガブと飲んだ。

 咲夜は国家公務員試験総合職試験に合格して警察官になった、所謂キャリア組警官である。社会的にはエリートなわけだが、小さい頃から咲夜を知っている善四郎からすれば、咲夜は気心の知れた身近な女性であり、それ以外の何者でもない。


「残業ってことは、もしかして今日も仕事?」


「だったんだけど、無理やり休みもらった。もうね、ここんとこ残業続きで休まないと死んじゃう……」


「なんていうか、キャリア警官ってもっと花のある仕事だと思ってたけど、なんか辛そうだね」


「やりがいはあるよ。でもね、ありすぎるのここは。中にも外にも犯罪者ばっかりで、くたくただよ、もう」


 それから咲夜は仕事の愚痴を話し始める。善四郎は相槌を打ち、ただただ話を聞いていた。

 やがて食事も愚痴も終わると、咲夜はまたソファーへと寝転がる。


「お行儀悪いよ」


「だって、眠い……。寝かせて」


「食べてすぐ寝るのは体に良くないから、もう少し起きてな」


 うーんと唸って、咲夜は体を起こす。


「そう。まだ起きてたほうがいいよ。食べてすぐ横になると、胃液が逆流して喉に炎症を起こすからね。寝るのはまだもうちょっとがまんだよ」


「はーい、お母さん」


「お母さんはやめてよ」


 善四郎は苦笑した。

 咲夜には子供の頃から母親がいない。父親は仕事が忙しく、あまり家にいなかったため、善四郎はお節介ながらも幼い咲夜の面倒をよく見ていた。一緒に遊んであげていたのはもちろん、音鳴家の家事までこなしていたので、咲夜の父親から養子に来ないかと誘われたこともある。

 それゆえ咲夜にとって善四郎は母親のようなもの。と思われていても変ではない。

 別に善四郎は純粋な善意だけでそんなことをしていたわけではなく、単に幼い咲夜のことが好きだったのだ。彼女が困っているならば助けてあげたいと、そういう想いからしていたことだった。

 食器を片付けて居間へ戻ってくると、咲夜はテレビをつけて朝の情報番組を見ていた。やっているのは若者の結婚離れが深刻とかいう番組の特集コーナーである。

 咲夜はどうだか知らないが、善四郎はそんなものに興味はない。途中になっている小説を読むため、座って本を手に取る。


「おにいちゃんは結婚しないの?」


 咲夜は普段、善四郎のことをおにいちゃんと呼ぶ。お母さんは冗談だ。


「俺、無職だよ」


 本のページを捲りながら答える。

 働く気が無いわけではない。

 高校を卒業した後、なんどか就職活動はした。しかし不思議なほどに一度も採用をされたことはない。普通のバイトどころか、日雇いのバイトすら断られる。

 容姿は悪くないと思う。服装だってちゃんとしていた。清潔感だってバッチリだ。……しかし不採用になる。

 善四郎は就職を諦め、家事をすることにした。家事は得意なので苦にはならない。だがやはり、自分ひとり社会から外れているような、そんな疎外感は感じていた。


「主夫とか、最近はあるじゃん。ちゃんとした仕事を持ってる女性と結婚して、家庭を支えるとか……いいと思うよ。おにいちゃんには」


「ちゃんとした仕事って?」


「公務員。やっぱり公務員だね。安定してるし。公務員だよ。おすすめだよ公務員。結婚するなら公務員。間違いないから」


 やたらと公務員を推してくる。その理由がわからないほど、善四郎も若くはない。……少し意地悪をしてみようと思った。


「咲夜ちゃんみたいな?」


「べ、べべっべべ別にぃ、私とか言ってないしぃ。例えばっ。た・と・え・ばだからっ。ま、まあでも、おにいちゃんと結婚してくれる女性なんて私くらいかなぁ……」


 本から顔を上げて、咲夜を見ると、俯いて口をもごもごさせていた。

 顔が真っ赤だ。大人なのに、実にわかりやすい。

 咲夜の好意には気付いている。善四郎も咲夜のことは大好きだ。一緒にいて楽しいし、気心が知れている。結婚をして不自由なことはないだろう。


 ――けど……。


 じゃあ結婚しようかって気にもなれない。

 順調にいけば咲夜は将来、警察の幹部、もしかしたら警視総監や警察庁長官にまで上り詰めるかもしれない超エリート公務員だ。

 対して善四郎は完全なる無職。職歴すら無い。持ってる資格は車の運転免許とバイクの運転免許くらいで、特に立派でもない。

 引け目がある。

 現在の自分では咲夜にふさわしくない。結婚したら彼女を不幸にしてしまうんじゃないか? そんな不安もあった。

 そもそも善四郎には結婚願望が無い。好きな相手と所帯を持つのは、さぞ幸せなことなのだろう。だが善四郎にとって、自分の幸福などはどうでもいいことであった。


「結婚。結婚ねぇ……」


 視線を手元の文庫本に戻す。


「興味、無い?」


「あんまり」


「はあ……やっぱり。おにいちゃん、ロリコンだもんねぇ」


「ロリコンだね」


 風間善四郎、この世に生れ落ちて30年、一時も休まず幼女大好きロリコンである。 自分のしあわせよりも幼女のしあわせ。かわいい幼女がしあわせならば、自分のことなどどうでもいいのが、風間善四郎という日本が誇る屈指のロリコンであった。


「普通否定しない?」


「だって知ってるでしょ?」


「知ってるけどさぁ」


 そう言う咲夜の声音はなにか言いたげだ。

 子供の頃、幼い咲夜に構っていたのは、彼女があんまりにもかわいい幼女だったからである。かつて、まだ子供だった善四郎にとって、咲夜のしあわせがすべてだった。

 善四郎の若き青春は、すべて幼き頃の咲夜に捧げたと言っても過言ではない。


「大人の女性には……興味無い?」


 咲夜は胸の下で腕を組み、思わせぶりに持ち上げる。

 それをチラと見た善四郎だが、すぐに目線を目下の文庫本へと逸らす。


「無いこともないけど……」


 大人になった咲夜から興味が失せたわけではない。が、やはり幼女だった頃に比べて、庇護したい気持ちは薄まっていた。


「そうなんだ」


「うん」


 だからと言って、幼女だった咲夜と男女の関係になりたかったわけじゃない。彼女がしあわせならば、それでよかった。スケベな欲求もあるにはあったが、それは二の次三の次。咲夜と性的な交流などしたことはない。


「じゃ、じゃあさ、私と……結婚したいって気持ちは、ある?」


「えっ? えっと……」


 見ると、咲夜は顔を真っ赤にしながら、じっと善四郎へ目を向けていた。

 まるでプロポーズだ。ここではいと答えれば、2人の関係は変わってしまう。そんな気がした。


「無くは……無いかな」


 だが、善四郎は関係の変化をあまり望まない。少なくとも今は。


「なんか曖昧。はっきりしてよ」


「いやぁ、はっきりってもねぇ」


 こんな話はよくするが、いつも曖昧に終わる。しかし今日の咲夜は違った。ぐいぐいと迫ってき、いつもより積極的だ。


「私のこと嫌い?」


「好きだよ」


「じゃあ結婚しよう」


「えっ?」


 虚をつかれ、素っ頓狂な声が出る。

 まさかそんなストレートな愛の告白を受けるとは、予想だにしていなかったのだ。


「ど、どう? おにいちゃん?」


「どうって……本気?」


「冗談でこんなこと言えるほど、私若くないから」


 その言葉を裏付けるように、こちらを見つめる瞳も真剣であった。


「え、あ……で、でもこういうのって普通、男のほうから言わない?」


「だって……言ってくれないじゃん」


 そう言われては返す言葉もない。

 咲夜の気持ちを知っていながら、今まで曖昧な付き合いを続けてきた。ずっとこのままというわけには、やはりいかないようだ。

 頬を赤らめたまま咲夜はソファーから立ち上がり、善四郎へと近づいてくる。そして目の前へと座り、唇と唇が触れそうなほどに顔を寄せてきた。


「さ、咲夜ちゃん」


「断ったら私、おにいちゃんを殺して自分も死ぬから」


「お、重過ぎない?」


「それくらい本気ってこと」


 普通の男ならば、こんな美女に告白されて断るなんてことはしないだろう。

 だが善四郎の場合は、その限りではない。大人になった咲夜に、まったく興味が無いわけでも無いとはいえ、基本的には幼女が好きなのだ。今の咲夜のことは人として好きだが、性的な好意はほとんどない。


「でも……俺でいいの? 俺ロリコンだから、その……咲夜ちゃんの体とかあんまり興味ないよ」


「うーん……構わないよ。とりあえずは結婚しておにいちゃんを私のものにしたいの。体の付き合いはそのあとに考えよ」


「そう……」


 自分のものにしたいとは、なんとも男らしい告白である。

 咲夜の想いは善四郎の想定を超えていた。その目つきは真剣そのものだ。これは断れば本当に心中されかないと、善四郎は思った。


 ――……でもまあ、いいか。


 咲夜と共に死んでもいいという意味ではない。彼女と結婚してもいいと、そういう意味での言葉である。

 これから先の人生に目的があるわけでもない善四郎。咲夜のため、彼女を精一杯支えて残りの人生を生きていくのも悪くないと、そう考えるに至った。

 しかし、


「……少し、考える時間をくれるかな?」


 いま少しの猶予がほしかった。答えは決まっているので必要ないが、やはり男としてのちょっとしたプライドもあり、女性に押されるような形で結婚を受諾するのは格好悪いと思った。

 なので、日を改めて自分から結婚を申し込む。

 咲夜には待たせて悪いが、こうしなければ善四郎のちっぽけな自尊心は傷ついてしまうのだ。

 咲夜は少し不満気に眉をひそませつつも、


「うん。じゃあ今日の夜までね」


「早過ぎない?」


「今までどんだけ待ったと思ってるの?」


「……そだね」


 気圧され、善四郎はプロポーズの答えを今夜と約束する。

 ふとテレビに目を向けると、すでに特集コーナーは終わり、報道ニュースが始まっていた。トップは一昨日の夜にカブキシティで銀行が襲われ、現金を強奪されたという事件だ。今時の日本で銀行強盗をやられるのはこの都市くらいだろう。


「これって犯人捕まったの?」


「捕まってない。ていうか、あんまり捜査させてくれない」


 そう、咲夜は悔しそうに言う。


「なんで?」


「民間の人にはあんまり言いたくないんだけど……ある政治家やらうちのお偉いさんと繋がってる犯罪者がいるんだよね」


「へー」


「驚かない?」


「カブキシティだからねぇ」


 国の選挙中に候補者が謎の武装集団に襲われて殺された。なんて事件もあった土地なので、犯罪者のスポンサーに政治家と警察がついていても今さら驚きはしない。


「あいつ捕まえたいんだけど、上が動かしてくれなくて」


「あいつって?」


「カブキング。知ってる人間のあいだじゃ、犯罪王って呼ばれてる奴」


「なんだそれ? 変なの」


 馬鹿みたいな名前だ。

 失笑する善四郎だが、咲夜の表情は真面目である。


「変だけど本当に凶悪な奴だから、おにいちゃんも気をつけてね」


「気をつけろって……」


 どう気をつければいいのか? ……まあいいかと、善四郎はとりあえず了解する。


「なんかおにいちゃん、鼻赤くない?」


「えっ?」


 言われて鼻を触ってみると、少し痛かった。


「あ、さっき、母さんがトイレから出てきたときに、開いた扉がぶつかって……」


「大丈夫? 折れてるんじゃない?」


 心配そうな咲夜の目が善四郎の鼻に注目し、そこに触れようとした彼女の手が寸前で止まる。


「いや、そんなに痛くはないよ。折れてないと思う」


「そう……」


 まだ沈痛な面持ちを崩さないが、それ以上、咲夜はなにも言わなかった。

 その後、ソファーで寝てしまった咲夜を、善四郎は自分のベッドへと運んだ。


 ――鼻が折れる、か。


 自室の外に出て扉を閉め、それから鼻に触れる。

 鼻が折れた、と言われたとき、善四郎の頭を一瞬だけ嫌な記憶が過ぎった。思い出したくもない男の顔が、脳裏に浮かんで気分が悪い。

 洗濯物をベランダと庭に干し、それから戸締りをして外へ出た。

 フルフェイスのヘルメットを被り、着ている作務衣はそのままで、庭に止めてある単車に跨り出発する。

 本当は洗濯のあとに家の掃除をしようと思っていたが、咲夜が寝ている側でうるさく掃除機をかけるのも悪いし、少し気晴らしがしたい。ので、ちょっと遊んでこようと善四郎は出掛けることにした。

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