第4話

他店でも変わらず。ゴミ出しをして外掃除、灰皿トイレチェックを済まし交代の人と挨拶。

「お疲れ様です。」

「おはよ、岬ちゃん、えーっとね、ホットドリンクの補充と雑貨の納品お願いできるかな?できたら、ウォークの補充、そろそろピーク近いからレギュラーとレッドとチーズ6ずつね、チキン3とコロッケ4で焼き鳥5ずつお願い 」

「わかりました。」

引き継ぎを終えまずは揚げ物と前陳を同時進行で始めた。勿論、お客様の対応をしながら

目線をずらすとサボっている彼氏が目に入る。納品でも頼もうかなと思い側による。

「魁人ー」

「なに!岬!」

あー、このテンション……頼むのやめたくなるね……はぁ……

とりあえず、笑顔を作り。

「納品お願いしていいかな?裏に積んであるの全部。揚げ物やった後、現金収納してウォーク入るから」

「えー!!今日来たの全部放置してあるじゃん!!岬ー……俺のこと嫌いなのー?」

あー、これまためんどくさいことになりそうだな……

私は魁人の耳元に行き

「頑張ったら。帰り、たくさんキスしてあげる」

「頑張ります!」

うん、単純で助かる


魁斗が、納品しているのを確認してレジをしながら揚げ物をやり始めた。こんな毎日、とても楽しい。幸せな日々です。

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ここは私が支配した!! Nakana @kazane6011

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