いかに「感動」を与えられるか。
ピアノを用いた音の競技CRSの存在に、
騎士、早見優人の存在に、惹かれます。
会場を圧倒する、優人の演奏と、
うらはらに、評価を、世界を見放すような
彼の心模様。
そして、思いがけず届いた贈り物。
銀髪の少女。
彼女の正体は。
謎めいた手紙に、ドキドキします。
明るく可愛い白雪と
もたらされた手紙の予想外の事の大きさ。
政府に仕組まれた、
Project
その存在が、予想外で面白いです。
白雪の才能。
物語は、少女との出会いにただ喜ぶ主人公のような
予期できるような内容ではありませんでした。
二人の関係は、思わぬ方向に進み。
想像と違っていました。
CRSとの繋がりに、わくわくします。
互いの才能に惹かれ、高め合う二人。
二人は、どんな家族になるでしょうか。
思いがけず、舞台に立つ、白雪。
彼女が奏でたのは。
去ってしまった彼を、力強く引き戻す。
死と生の音。
感動の音色が聞こえてきます。
最新話19話読了時のレビューです。
この作品の魅力を一言で現すと「全部」です。
まず最初に銀髪ロリ少女、白雪が箱詰めで送られてくるトンデモ展開で掴みはOK!
そして白雪は類い稀なるピアノの才能を持ち、
彼女の演奏を聞いた主人公優人は、かつて失ったピアノへの情熱を取り戻して白雪の師匠となり、自らの復帰も決意する。
そして優人の演奏を聞いた白雪も、その圧倒的な実力に衝撃を受け、ピアノに取り組む姿勢が変わる。
かつて一世を風靡した天才が、時を経て新たな才能を目にして現役復帰、そして師匠として、ライバルとして共に高め合っていく、
この展開に心が熱くならない人なんているのでしょうか?
さらにピアノから離れた日常のシーンでも、
優人と白雪が家族として絆を深めていく様子がとても微笑ましく、
作者様の繊細で美しい背景・心理描写がガッと心を掴んで感情移入させられ、
読んでいる間ずっと泣きそうになってました。
この作品は必ず名作になる! 先取りするなら今のうち!
絶対の自信を持っておすすめします!
天才と呼ばれる猛者達が世界中から集うなか、ある天才ピアニストはCRSの世界から姿を消す。
ある日、派遣やアルバイトで生計を立てていた主人公の家の前に箱が置かれ、その中に入っていたのは銀髪の美少女だった……。
奇想天外な設定から始まり、コメディ要素を含むテンポのいい会話に、サクサクと読み進めることができます。
銀髪の美少女がとにかく可愛くて個性的。
少女に振り回される主人公ではありますが、その少女にピアノの才能があることに気付き、次第に自身の心にも変化が……。
まだ読書途中ではありますが、この二人の関係性がほのぼのとしていて心地よい。
果たして主人公はピアニストの道に戻るのか……。
ラストが気になります。
(第三楽章 ―決意の音― 拝読後のレビュー)
まずは、10万文字の達成おめでとうございます!ずっとファンで見てきましたが、キレがいいのでレビューさせて頂きます!
いつの時代も音楽という道楽はずっとあり、この作品の世界観はピアノを中心としたCRSというチェスの駒を用いたランク制度で物語が動き始めます。
主人公である優人のランキングは騎士Ⅳのランクを持ち、音殺し(サウンド・キル)という二つ名を持ちながらも、とある理由でCRSの業界を去ってしまい、ニート候補生になってしまいます。
そして、数年の時を経て、日常わただ淡々と過ごしていたクリスマスイブに彼のもとへ1つの白い大きな箱が届きます!
その中身は、なんと銀色の美少女白雪ちゃんが!?
そこからの物語は、どんどん動き始めます!ピアノの原曲を作者独自で解釈しアレンジして、音色の文章表現や演奏シーン、キャラ一人一人の心の描写が上手いです。
白雪ちゃんの微笑ましい日常シーンや優人との練習シーンや会話のやり取り、途中で登場するヒロイン音羽ちゃんは、私の好みである「~なのだけれど系の女の子」でドストライクです!
後半においては、現在の王である神楽つづりちゃんや、狂姫、成瀬君など、様々なキャラが登場して、どう現代に絡んでくるのか。
最新話は過去編なのですが、遂に優人の過去に触れていて……。
完結がどうなるのか本当に見えなくて楽しみが絶えない作品です!
CRSという、ピアノのアレンジを競い合い、チェスの駒の称号を賭けて争う新感覚ピアノバトル。主人公はかつて「音殺し(サウンド・キル)」と呼ばれた天才アレンジピアニスト。しかし、突然の引退。ニート候補となる。そんな少年の元に、「クイーン」の称号を持つ女性から、ある贈り物が届く。それは、箱詰めされた美少女だった。少女もまた、天才的な才能を持つ、ピアニストだった。
少女は主人公をパパと慕い、主人公も少女の父親兼師として、ピアノの世界に戻ることとなる。少女は幼いながらも、時折大人びたセリフで周囲を驚かせる。
主人公はあるトラウマを抱えていた。高校生の時、学園祭でバンドを組むことになった主人公は、そのバンド演奏直後に、母親が入院していた病院が火災に見舞われたことを知る。主人公は間に合うのか?
そして、何故主人公は突然CRSを辞退したのか?
少女と共に、主人公が再びCRSで演奏する時は来るのだろうか?
様々なピアノ曲やピアノの楽器名、作曲家たちが刻んだ歴史など、豊富な知識が散りばめられていて、思わず唸る。
音楽好きな方は、是非ご一読下さい。
このお話は、ChessRankingSystem(チェスランキングシステム 通称CRS)という、全く新しいピアノの世界を描いた物語。
『感動』
それを如何に伝えられるか。
その新しいピアノの世界で、主人公の早見優人は音殺し〈サウンド・キル〉と呼ばれるほど、天才的なピアニストだった。
しかし、ある事件がキッカケでピアノを弾く事を辞めてニート候補生(自称)に。
そして、(自称)ニート候補生の主人公早見優人が政府が企画した『ニート候補生の更生プログラム』に選ばれ、ある日、自宅に銀色の髪をした幼い子供こと白雪が送られてきた。
その白雪もまた、一度聞いただけで曲を自分のものにしてしまうという天才的な持つピアニストで、そんな白雪と出会った優人は、またピアノを弾き始める。
一話で弾いた早見優人の演奏。
最初に見た後と、読み進めていくと明らかになる優人の過去を見終わった後じゃ全然違います。もう鳥肌が立ちました!!
登場人物のキャラの個性が強くて、それでいて、皆可愛い!!(๑•̀ㅂ•́)و✧
心情が美しく描かれて、この世界に入り込んでしまいます。もう、話の持ってき方がお上手。泣かせるわの、可愛さに悶絶させるだの、作者である白雪さんに興味が湧いてきます(変な意味じゃありません)
これから更新楽しみにしてます!
この感動を是非とも皆さんも味わってはいかがでしょう。
ピアニストとしての素質がありながら、才能を眠らせている少年(ニート候補生)のもとに、日本政府からのプロジェクトが舞い込みます。と同時に、プロジェクトの核である十歳の少女・白雪の保護者になって、音と心が再生する物語が展開されます。
モーツァルトの『きらきら星変奏曲』が多彩なアレンジを施されて今日、私たちの耳に届いているように、Project白雪が奏でるクラシックの名曲群が、原曲をアレンジした形で私たちの目に届くかのような既視感をおぼえます。
それは聴覚を喚起して、未知のピアノ世界への物語が随時、始まっていく新鮮さです。
聴衆が真に求めるのは、作曲家に畏敬の念を表わした上でのアレンジ、心動かされる感動の一瞬。
本作では、原曲をアレンジして感動を伝える斬新なコンクールを軸に、ピアノバトルの緊迫感が描かれます。
一方、パパと呼ばれる少年(青年)と、パパに甘える謎の少女・白雪さんの、過保護礼讃、ハートフルな日常の描写には、心あたたまります。
そんなシラユキイオン効果を是非、味わってください♡♡♡
CRSにおいて高校生でありながら騎士の称号を持つ早見優人。
その世界から姿を消しニート候補生となった彼のもとに10歳の少女・白雪が現れて……。
連載中「episode64:銀色のinterlude」まで読了時点のレビューとなります。
天才少女である白雪がほんとに可愛いです!
主人公・優人の人柄、音羽や静、つづりなど、登場する人物もキャラが立っていてそれぞれの役割がよく伝わってきます。
育児放棄とニートを組み合わせて解決しようとする政府……という設定もまた斬新で面白い。
音を物語で伝えるのは非常に難しいのですが、まるで情景を見ているかのように伝わってきます。
練習風景、月の兎での公演、舞台での挑戦……脳裏に風景が描かれ、ピアノの音色が想像できます。
ここまで文字で伝えられるものなのかと、作者様の文章力には何度も唸らされました。
そして、この物語を読んでいて、わたしは作者「白雪❆」さんご自身のピアノを聞きたくなりました。
果たして優人は試練を乗り超え、王の座を射止められるのか。
そして白雪との関係は続くのか……。
とにかく続きが楽しみで、最後まで見守りたい作品です!
……さぁ、物語を始めよう!
CRS(チェスランキングシステム)ピアノ演奏が世界的なブームとなっている中、ピアノ演奏の腕をチェスの駒を用いて競い合う競技があった。
天才ピアニスト、音殺し(サウンド・キル)の異名を持つ早見優人は高校三年生の冬、突如CRSの世界から姿を消す……。
月日が立ち、アルバイトで生計を立てていたある日のこと。
彼の家の前に大きな箱が置いてありその中には……。
続きは是非、本編で。
音楽を文章で表現する……。文字で、です。
とあるニート候補生と育児放棄された銀髪の少女の出会いから始まるこの物語は、二人を結ぶピアノから生み出される音楽と共に紡がれて行きます。
それは時に優しく、時に愛しく、時に悲しく、時に切なく。
読み進めるほど、登場人物達の心の機微や動きはまるで一つの演奏のように色を変え、読者をその音色に乗せて次へ次へと誘います。
優人くんと白雪ちゃんの心温まるやりとりは、ネグレクトという社会問題を提起しながらも、それでも繋がる絆はあるんだ……と明るい未来を願わずにはいられません。
この作品を読み始めてから初めてクラシック音楽を購入しました。
優人君の十八番でもある、フランツ・リストの「死の舞踏」
是非、原曲を聞いてみてください。もっと彼らの音が肌で感じることが出来るようになるはず……です。
長くなりましたが、最後はやっぱりこの言葉で締めようと思います。
—————さぁ、物語をはじめよう!!