漢検二級の結果

 日本漢字能力検定協会から、検定結果通知(二級)が来た。

 二級は高校卒業・大学・一般程度のレベルで、昨年度の合格率は21.3%。

 結果は173点(200満点。合格点は155点)で合格していたが、15問もまちがえていたとは思わなかった。

 まあ、ケアレスミスはなかったので良しとしよう。


 二級以上は履歴書に書いてもよいそうだが、ほとんど意味はないだろう。

 話題になるくらいか。

 ただ、一般常識のおさらいにはなる。

 個人的には、書き順やバランスに気をつけて書き取りの学習をしていたら、字が読みやすくなった。

 以下は復習。問題は九項目に分かれていた。



1.読み

 読みは満点であった。

 本を読むのが好きな者なら、学習しなくても満点近く取れるだろう。

 受験者全体でも八割、合格者だけなら九割五分とれていた。


2.部首

 三問まちがえていた。

 拳は手、献は犬、喪は口。

 部首は日常の読み書きで必要ないから、漢検のために学習が必要になるか。


3.熟語の構成

 熟語の関係性を答える問題(順逆 → 反対の意味)。

 これは満点だった。

 勉強していないとわかりにくいのが、2問くらい出る。


4.四字熟語

 三問まちがえていた。

 ・雲水「行脚」 脚を書きまちがえたか。

 ・羊質「虎皮」 狐と書いていた。それは虎の威を借る狐だろうが。

 ・「金城」湯地 錦城と書いた。錦上添花と混同したようだ。


5.対義語・類義語

 満点だった。

 ここから漢字の書き取りになる。

 本はよく読むが文章を書くのはパソコンばかり。

 という人は、「知っているけど」書けなくて悶え苦しむことになる。

 学習していると、自分が長年書きまちがえていたことに気づく人もいるだろう。

 点や払いなど。

 私の事例は、過去のエピソード(文章)に書いた。


6.同音・同訓異字

 二問まちがえていた。

 ・悔恨 恨が出て来なかった。悔と侮で悩んだ形跡もある。

 ・酌む 時間をかけて考えて、試験終了直後に思い出した。あるあるだ。


7.誤字訂正

 満点だった。


8.漢字と送りがな

 二問まちがえていた。

 ・胸を反らした 背らしたと書いていた。

 ・潔く 潔ぎよくと二文字も多かった。

 この項目は、合格者だけでなく受験者平均も下回っていた。

 パソコンうんぬんのせいもあるだろうが、もともと苦手だった記憶がある。


9.書き取り

 五問まちがえていた。

 ・呈する 出て来なかったか。書いた記憶もあるが。

 ・勃発 勃の子を几とした。

 ・非業 悲と書いてしまった。業の横棒の数で悩んだ形跡がある。

 ・秩序 秩の失を朱と書いたか。

 ・土壇場 壇を端と書いたようだ。これは仕方がない。

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よめないし、わからないし Ⅰ Ⅱ 青切 @aogiri

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