血は水よりも濃いのだ。

普段生活していて血縁を意識する機会はあまりない。

子は親の背中を見て育つそうだが、どうだろうか。

あまりに偉大な父がいると、二代目は潰れるものだが、追うに値する背中がいるのも羨ましいと考えてしまった。

平家と双璧をなす源家の話である。源氏と平家、どこで差がついたのか、この話を取っ掛かりに歴史を紐解いてみると現代に通じるものが見えてくるのかもしれない。

その他のおすすめレビュー

濱野乱さんの他のおすすめレビュー457