概要
冷たい世界の中で、生き残れ!
空からはしんしんと雪が降り、吐き出す息さえ凍ってしまいそうな寒い夜、しかしそれでも街を行き交う人々の顔には温かな笑みが浮かんでいました。なぜなら、今日はクリスマス‐イヴです。家では美味しいワインと豪華な食事を前に、可愛らしい子供達が一年で一番行儀良い態度で彼らの帰りを待ってくれているのです。
※本作を読んで頂いた方からご感想を頂戴し、特別にカクヨム限定で"続編"を執筆致しました。
【一生分の贈り物】と題して2話目に載せてありますので、よろしければご一読下さい。
※本作を読んで頂いた方からご感想を頂戴し、特別にカクヨム限定で"続編"を執筆致しました。
【一生分の贈り物】と題して2話目に載せてありますので、よろしければご一読下さい。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!色々と考えてしまう。でも最後は「いいじゃないか」と思う。
マッチ売りの少女の焼き直しだろ?
「いいじゃないか。お手並み拝見だ」
読んでいると雲行きが怪しくなってくる。
「そんな事をしたって、いいじゃないか。社会が悪いんだから」
主人公の肩を持ち始める自分に気付く。
でも、続編の「その後」まで読み進めると、脇役キャラの清々しい言動に「いいじゃないか」と、気分を良くし始める。
更には、第2の脇役キャラの粋な言動に「いいじゃないか」と、溜飲を下げる。
読了すると、作品自体に「良いじゃないか」と、脱力感を伴った感慨に耽ってしまう。
少ない文字数なのに、あなたも色んな意味で同じ台詞を吐いてしまうだろう。
短編にはMAX2つが信条ですが、星3つ付けました。