これは続きが見たい!

深夜のバー「Blue Rabbit」
今は常連客の男と、バーテンダーいずみさんの二人だけ。
いつものように絡んで来る男を、
いつものように、いずみさんがあしらっていると、
一人の男が迷い込んで来る。
その手には、だんびら……ファ!?

現代人二人と、
現代に迷い込んだ異世界人との、
ちぐはぐな会話劇。

お話しは、常連客の恩田さん視点と迷い込んだ男視点の交互に語られ、
視点の違いが、現代と異世界の価値観の違いを炙り出して面白い。

そして、いずみさんの用意するお酒の描写が、
これまた呑みたくなってしまいます。
今回(次回あれ!w)はビール回。

この作者さんのユニークなセンスが合えば、
好きになっていただける作品だと思います。

現代人二人のふわっふわ感、
恩田さんのダメ臭と、いずみさんの天然臭がとてもいい味を出していて、
迷い込んで来た男の方がまともに見える程でした!

おすすめします。
連載中作品ですが、一区切りとなる所まで完成している作品です。


あ、あと、いずみさんの出る(出てなかった……ガセ情報、いや、雰囲気が似てるバーテンダーの人が出てるんでね、勘違いしたってわたしは悪くないんです)、
この作者さんの別作品、「浦戸さんのおつまみ」もお勧め致します。
あ、個人的には、特に「改稿前」の方ね、グヘヘ……。

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