幻想的で身近な、日本の原風景

ひょんなきっかけから訪れるガールミーツガール。

青いもみじが印象的で、それはそれは壮大で深淵な物語に導かれるかと思いきや、際立っていたのは日常の温かさだった。

一緒におやつを食べて、一緒にご飯を食べる。

どこにでもある当たり前の幸せは、ちょっぴり懐かしいような、懐古めいた今でも変わらない。

今を生きる中に、ほんの少し触れることが出来た不思議は、

ちょっとしたきっかけで思い起こされ、そっと笑顔を運んできてくれるのだ。

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