男くささはそのままに。

男同士の同棲って汚いイメージを持っていたのだけど、そんなことはない。冒頭は二人の空間にドキドキさせられるのだけど、途中からチカの娘が加わり家庭的な光景が増えていく。
たくさんの音楽が紹介されています。渋めの選曲に感じられるけどポップ、ロックからジャズまで、音楽の流れる家で寛ぐ姿は読んでいるだけで絵になります。ヨーロッパというよりはアメリカの印象、お酒もスコッチよりもバーボンで。
少しほろ酔い気分で良い香りを楽しみながら読むのが乙なのかもしれない。

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